痔の手術とは?広島市西区の肛門専門医がわかりやすく解説
2026.11.01
この記事でわかること:痔の手術が必要になる状況、手術前後の流れ、術後の生活習慣、広島市西区で受診するときのポイントをまとめています。
「痔かもしれないけれど、手術が必要なのか不安」「いつ受診すればよいかわからない」――そうした悩みを抱えたまま、受診をためらっている方は少なくありません。痔は日常生活に支障をきたすことも多い疾患ですが、症状や重症度によって治療の選択肢はさまざまです。この記事では、痔の手術についての基本的な考え方から、術前・術後の流れ、日常生活での注意点まで、肛門専門医の視点からわかりやすくお伝えします。
痔とはどのような病気か
痔とは、肛門周囲の組織に起こるさまざまな病変の総称です。代表的なものとして、いぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、痔ろうの三つが挙げられ、これらは「肛門の3大疾患」とも呼ばれています。
いぼ痔は、肛門周囲の血管が膨らんでいぼ状になったもの。切れ痔は、排便時に肛門の皮膚が裂けるもの。痔ろうは、肛門周囲に細菌感染が起き、皮膚との間にトンネル状の管が形成されたものです。それぞれ原因や症状が異なり、治療方針も変わります。
痔の手術が必要になるのはどんなとき?
痔のすべてのケースで手術が必要になるわけではありません。初期の段階や症状が軽い場合は、薬物療法や生活習慣の見直しで症状が改善することもあります。一方で、以下のような状況では手術が選択肢として検討されます。
– 薬での治療を続けても症状の改善が見られない場合
– 痔核が大きく脱出を繰り返す場合
– 裂肛が慢性化し、肛門が狭くなってきている場合
– 痔ろうや肛門周囲膿瘍(のうよう)が形成されている場合
手術が必要かどうかは、診察と検査の結果をふまえて医師が判断します。「手術しなければならない」と決めつける必要はなく、まずは診察を受けて状態を確認することが大切です。
手術前に行う診察と検査について
痔の手術前には、肛門の状態をしっかり確認するための診察が行われます。主な診察・検査として、視診(目で状態を確認する)と触診(指で触れて確認する)が基本です。
また、排便時の出血が続いている場合や、血便が見られる場合は、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)による精査を行うことがあります。痔以外の原因による出血かどうかを確認するためです。
痔の手術の流れと術後フォロー
手術当日は、まず診察室で最終的な状態確認を行います。手術室に移動後、必要な処置を行い、処置後は院内で経過観察します。症状に応じて日帰り手術をご提案していますが、状態によっては短期入院が必要になる場合もあります。当院は有床診療所ですので、入院に対応することも可能です。
術後は、傷の回復具合を確認するために定期的な通院が必要です。処方された薬を使用しながら、排便管理や生活習慣の改善に取り組んでいただくことが回復を助けます。
術後の生活習慣と日常の注意点
手術後の回復を助けるために、以下のような生活習慣を意識することが重要です。
排便のコントロール
便秘は肛門に強い負担をかけるため、術後は特に注意が必要です。水分を十分に摂り、食物繊維を含む食事を心がけましょう。下剤の使用が必要な場合は、医師の指示に従ってください。
入浴と清潔の保持
術後の傷口を清潔に保つことは回復の基本です。シャワーや入浴については、医師の指示に沿って行ってください。
長時間の座位や立位を避ける
術後は肛門周囲への負担を減らすため、長時間同じ姿勢を続けることを避けましょう。デスクワークの方はこまめに休憩を取ることをお勧めします。
こんな症状があればご相談ください
以下のような症状がある場合は、早めに肛門専門医への受診をお勧めします。
– 排便時に出血がある
– 排便後に肛門が痛む
– 肛門周囲にしこりや腫れを感じる
– 肛門からしみ出るような違和感がある
– 薬を使っても症状が改善しない
「恥ずかしい」「たいしたことではないかも」と思って受診を先延ばしにしてしまう方も多いのですが、症状が続く場合は一度診察を受けることが大切です。
広島市西区で痔の手術をお考えの方へ
当院は広島市西区で肛門疾患の診察・治療を行っています。痔核、裂肛、痔ろう、肛門周囲膿瘍など、肛門のお悩みに幅広く対応しています。
患者様の状態に応じた治療をご提案しており、プライバシーに配慮した診療を心がけています。「手術が必要かどうか確認したい」「症状が続いていてどうすればよいかわからない」という段階でも、どうぞ安心してご相談ください。広島市西区で肛門外科をお探しの方は、当院へお気軽にお問い合わせください。
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